献湯神楽は、太鼓を叩いて式の始まりを神にお知らせします
巫女は拝殿前に据え置いた熱湯の入った湯釜を御幣で祓い鈴と御幣を持って舞います
更に塩で祓い湯釜にお米とお酒を注いで湯櫃（ゆひつ・桶）に汲み神職に取り次いで神前に供えます
神職は、本殿で崇敬者の家運隆昌・健康祈願のため「献湯奉加帳」により各社の社名・氏名を読みながら祝詞を奏上します
巫女は舞衣を脱いで、襷（たすき）掛けの白衣白袴姿で薬効があるといわれる五葉笹の束を両手で持ち太鼓の音に合わせながら、大きくお湯を跳ね上げて撒き散らします
その後赤い袴姿の巫女が「式神楽（しきかぐら）」を舞います
神事終了後「湯立」で用いたお湯を「湯花（ゆばな）」としてお分かちしております（有料）
「湯花」はお清めしたい場所（玄関・お手洗い等）に撒いていただくかまたはお風呂の湯船に入れていただいても結構です
ただし直接飲むことはお勧めしておりません
出来ますれば毎月２３日の献湯祭に一年間お参りされ満願成就されますことをお勧めします